ここは親切高校
新雪が積もるわけではない
新設されたわけでもない
Na_Me
匿名
壱
放課後、教室で寝ていると大江が話しかけてきた
「いつまで寝てんの、掃除の邪魔やで」
「ムニャムニャ・・・三浦カズがどうし・・・」
その瞬間、持っていたほうきで背中を槍のように突かれた
目がはっきり覚めると共に強烈な痛みが襲ってきた
弐
さっきの痛みのせいもあって廊下でフラフラしていると
自治会長の紫杏と出会った・・・否、会ってしまった
会長が直々に注意しているがあまりに長かったので
「お前なんかシアン化フッ素と同価値だ!」
と言ったら反省室に連れてかれた。
ところでシアン化フッ素ってなんだろう。うーん。
参
「寝ぼけていた」を貫き通し、なんとかその場をしのいだ俺は
さらの誕生日だったことを思い出し屋上へ向った。
プレゼントには皿 を用意したのだが、
凄い微妙な表情をしていた。何故だろう?
そして、なんでこの話はこんなに短いのだろう?
四
車坂監督から他校の偵察を頼まれた。
というかこういうのは後輩の仕事じゃないのか・・・
頼まれたまでは良かったが、迷ってしまった。
どうしたら迷うのかという疑問は置いておいて、
気付いたら切り立つ崖、そこに一人の女性・・・五十鈴がいた。
「そういえば、五十鈴って珍しい名前だな」
「ああそうだな。どこから来ていると思う?」
「・・・自動車メーカー?」
そう俺が言った直後、俺は崖から突き落とされていた。
悲鳴も出なかった。
伍
不幸中の幸いなのか崖から落ちたおかげで外に出ることに成功
無傷だったのには突っ込んではいけない。
偵察しようとも、既に夕方なので帰ることにした。
帰り道、天道とその彼女に出会った。
「天道、今度こそお前をぶったおす。」
「あれ、君、誰だっけなあ?」
相手にされていないのでこういった
「ふっ、天童 よ○みのファンが・・・・」
そういうと、彼女は逃げ、天道は全力で殴ってきた。
これがジャイロボールか・・・ゴフッ
ちなみに天道が天童よ○みのファンと言う設定はあるはずが無い。
念のため。
六
翌日、
昨日監督にこっぴどく叱られ気分が悪い。
叱られた理由は「伍」の3行目参照。
フラフラと教室に向うと青葉と出会う。
「よう、おはよう」
「ああ、何かと思えばアニメのポ○モンのライバルと・・・」
言い終わる前にPカードが手裏剣みたいに飛んでくる。
そりゃあパワポケのSSで他のゲームのこと出したら・・・ねぇ
七
放課後、蘭が近づいてきた。
寝起きの俺にとって凄く鬱陶しかったので
「毛利蘭 なら良かったのに」
とつい出てしまった。
すると妙子が怒った。どうやら蘭には相当のショックだったらしい。
「三橋・・・・?ああ、横浜の・・・」
彼女は何故かほうきを持っていた。
このあと二日連続で同じ運命をたどるが、それはまた別のお話。
八
今度は奈桜と会った。
「なんか面白いことありませんか?」
「そうそう、岐阜の樽見鉄道に高科 駅ってあるらしいぞー」
そう言うと奈桜は目を輝かせ去っていった。
あいつなら行きかねない・・・・
というか何故俺は高科駅なんか・・・いや気にしたら負けだ。
九
二日ぶりに練習に参加した。
すると越後が凄い技をやるとか言い出した。
それを断り、尚且つ俺は、
「新潟の越後 というところに行って来い」
といったら、越後は真面目に悩んでいた。
いや、そこは迷うなよ
拾
打撃練習。荷田君の次が俺。
荷田君の二球目、
「さあ、荷田君の第二打 」
するとファールが飛んできた。
避けられず、俺の視界は暗転した。
後日譚
11月の下旬、越後は旅立った。
その後、彼の姿を見たものはいない・・・
幕