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「ゴミが一人消えたか。クククク・・・・・」

周りはすっかり怯えていた。

いや――――――何人かは憤りを露わにしている。知り合い、か?

「さて・・・・説明を続けようか・・・。
 君たちにはこの島の中で殺し合いをしてもらう。
 最後の一人になるまで――――と言いたいがな、
 君たちの中には親子や兄弟、友人がいることだろう・・・
 特別に、二人、生き残らせてやる」

二人・・・?なぜだ?余興なんだったら最後の一人までやらせればいいはずだ。

「武器と1日分の食料と水はこちらから支給する。
 中にはハズレ武器もあるがな・・・・クククク・・・・
 ・・・・ああ、そうだ。
 君たちの体内には爆弾が埋め込んである。どこにあるかは人それぞれだがな」

――――!爆弾だと・・・?体内に・・・?

「逃げだそうとしたり、我らに刃向かおうとしてみろ?
 君たちの身体は汚い肉塊へと変わる。・・・というわけだ」

脱走も禁止。純粋に殺し合えということか・・・。

「これから10人ずつのグループで・・・
 ―――おっと、一つは9人か・・・・
 トラックに乗ってもらい、それぞれのスタート地点に移動してもらう。
 2分おきにスタートだ。最初の方のヤツは待ち伏せをしてもいいぞ・・・?
 ただし、最後のヤツがスタートしてから五分間までは殺しは禁止だ。
 待ち伏せで全員死亡じゃつまらんからなあ・・・・ククク・・・・」

どっちにしろ初めにスタートしたヤツは有利だな。追跡が出来る・・・。

「さて、大まかなルールはこんなところか・・・。
 最後に、49人の戦士を公表しよう。
 知り合いがいるかもしれんぞ・・・ハハハハハハ・・・・・」

こうして、生き残りをかけたゲームが始まった。

生き残れる枠は二人。あまりにも・・・少なすぎる。

俺は・・・殺せるのか?生き抜くことが出来るのか・・・?

――――分からない。だが、俺が死んでも、守らなければならない人がいる。

進藤明日香。俺の幼なじみ・・・。

病弱なのに、いつも明るく笑っていた・・・・

アイツだけは、こんなゲームでは死なせない。俺が、守る。

そして、出発を告げる呼び声が聞こえた。

【37 パワプロ 20明日香の捜索を開始】
【残り49人】