4 「次、15番、倉刈 仁志!」 私の名前が呼ばれる。なぜこんな殺人ゲームに・・・私が・・・ 「何をぐずぐずしている!早く行けっ!」 「は、はい・・・すいません・・・・・」 汚い工場からディバックを持って出る。以外と軽い。 とりあえず私は人目の付かないところに行き、地図を見ることにした。 私がスタートしたのは4番の小屋。そして・・・・ 私の娘、倉刈 日出子は・・・・・どこだか分からない。 トラックに乗せられるときは目隠しをされたからだ。 同じ4番の小屋にはいなかった。 ――――――――――。 私の目的は、日出子を捜しこのゲームから脱出すること。 まあ爆弾があるから脱出は出来ないのだが・・・ 私は人を殺したくないし、あの子に人殺しなどとんでもない。 そして、もう一つの目的・・・・ 落田さんや三谷さん、水木さんと合流すること。 彼等は皆いい人だ。出来ればみんなで・・・・助かりたい。 そして私はディバックを開け、武器を取ろうとしてやめた。 (何をやっているんだ・・・・たった今殺しはしない、と決めたのに・・・) そしてディパックを閉め、立ち上がる。 娘を救い、信頼する人とこのゲームを壊すために。 (とりあえず・・・町が近いみたいですね・・・行ってみますか・・・) 不幸な男、倉刈。 このゲームに選ばれた時点で十分不幸だったが、彼はさらにそれを上回った。 一つ目は、彼の支給品が人を殺すことのない防弾チョッキだったこと。 二つ目は、日出子のスタート位置は島の反対側―――2番だ、ということ。 三つ目は、既にスタート済みだった浅上 綾香が追跡していた、ということ。 彼の不幸は、まだ続く。 【15 倉刈仁志 娘と仲間の捜索を開始】 【03 浅上綾香 倉刈仁志を追跡中。彼女も誰かに追跡されている。】 【残り49人】