41 ―――なんだろうな、この感覚は・・・・。 ―――宙に浮いているような、フワフワした・・・・。 ―――どこにも光がないようにも、周りが全て明るいような気もする・・・。 ―――・・・?亀田君と戦った傷がない・・・。 ―――・・・・・。そうか・・・。 ―――俺は、死んだのかもしれないな・・・。 ―――そういえば、俺が死ぬのは・・・・二回目、か・・・・。 ―――前の時の感覚なんて・・・・もう、覚えてないよな・・・。 ―――・・・・・・。 ―――ネロ・・・・。 ―――俺、守れたのかな・・・? ―――一人でも、守って生きていたのかな・・・? ―――・・・・・・。 ―――・・・あっちで、また・・・野球でも、しような・・・。 ―――平山・・・・。 ―――お前は、弱い奴だけど・・・・・。 ―――仲間といれば、きっと強くなれるはずだ・・・・。 ―――・・・・妹のためにも・・・・死ぬなよ・・・・。 ―――三鷹・・・・。 ―――お前には、いつも・・・からかわれてきた気がするな・・・。 ―――・・・・この島で、誰かに助けを求める女の子がいるはずだ・・・・。 ―――・・・・お前は、そんな女の子達を・・・・救ってやってくれ・・・・。 ―――村上・・・・。 ―――お前は・・・・強い漢だ・・・・。 ―――・・・・こんな戦いは、楽勝だろう・・・? ―――お前は・・・みんなの盾になって・・・犠牲者を・・・減らしてくれ・・・。 ―――水原・・・・。 ―――頭のいいお前だったら・・・分かるよな・・・? ―――こんな事を、やめさせる方法も・・・・。 ―――・・・・バイオリン・・・また・・・聞きたかったな・・・・。 ―――外藤さん・・・・。 ―――・・・・外藤さんは・・・いつも俺達を見てましたよね・・・・。 ―――これからも・・・みんなを・・・見守っていて下さい・・・・。 ―――・・・・またいつか・・・・酒でも・・・・飲みましょう・・・・。 ―――たかゆき・・・・。 ―――お前は・・・・ロボットなのにな・・・・。 ―――ヒトどうしの・・・醜い出来事に・・・・巻き込まれちゃったな・・・。 ―――・・・・生まれ変わるんだったら、サイボーグか・・・? ―――服部・・・・。 ―――ゴメン、まだ・・・・本・・・・読んでないや・・・・。 ―――・・・・あっちの世界でも、くだらない教えでも説いてるのか・・・? ―――・・・・・暇があったら・・・・聞いてやるよ・・・・。 ―――鋼・・・・。 ―――・・・・・これで・・・・練習は・・・・しなくてもいいよな・・・・? ―――お前は・・・・強いし・・・・統率力もある・・・・。 ―――・・・・反乱軍を・・・・率いて・・・・戦ってくれ・・・・。 ―――智美・・・・。 ―――今・・・どこにいるんだ・・・・? ―――亀田君の話を・・・・聞いたよ・・・・。 ―――・・・・俺・・・鈍感だから・・・・気付かなくて・・・・。 ―――・・・・・ゴメン・・・。 ―――・・・・でも・・・・。 ―――・・・・もっと・・・普通の生き方を・・・・してもいいと思うよ・・・。 ―――普通の・・・一人の・・・・女として・・・・。 ―――ヒナコちゃん・・・・。 ―――大晦日・・・・明日だね・・・・。 ―――・・・・ゴメン・・・・約束・・・・守れそうにない・・・・・。 ―――キミは・・・今まで・・・・辛い思いをたくさんしてきたはずだ・・・・。 ―――・・・・我慢なんて・・・・しなくていいんだ・・・・。 ―――・・・・キミは・・・・十分・・・・我慢してきた・・・。 ―――・・・・・幸せになる・・・・権利があるから・・・・。 ―――・・・・また・・・・いつか・・・・。 ―――亀田君・・・・。 ―――・・・・俺は・・・・・。 ―――・・・・君には・・・何と言っていいか・・・・。 ―――でも・・・君からは・・・言いたいことは・・・沢山あるだろう・・・? ―――・・・・・もうすぐ・・・・追いつく・・・・。 ―――・・・・・すぐ会おう・・・・親友・・・・・。 「・・・・・くん、パワプロくん!」 誰かが泣いている。 顔に、涙が落ちてくる。 「・・・・・ぁ・・・す・・・・か・・・・・」 声が出る。 「・・・・パワプロくん、なんだよね・・・? ・・・・生きてたんだよね・・・?」 「・・・・・ああ・・・・。 ・・・亀田君の・・・・お陰で・・・・・また・・・会えたな・・・・」 「・・・・・私、あの時より大分良くなったの・・・・。 少しぐらいなら、走っても大丈夫なの・・・!」 「・・・・よか・・・・った・・・・な・・・・」 声がでなくなってくる。 「・・・パワプロ・・・・くん・・・・?」 「・・・・ハハハ・・・・・。 だん・・・・だん・・・・・ねむく・・・・・」 「イヤッ・・・!ダメッ・・・・! せっかく・・・・せっかく、また会えたのに・・・・!」 「・・・・あ・・・す・・・か・・・・」 「・・・・・お願い・・・・・・。 死なないで・・・・・」 「・・・・・・み・・・て・・・・る」 「え・・・?」 「・・・・いつも・・・・・・みてるから・・・・・・」 「あ・・・・・」 「だから・・・・・あんしん・・・・・して・・・・」 瞼が、下がってくる。 「・・・・・いきて・・・・・くれ・・・・」 意識が、飛んだ。 包み込まれる。 何か暖かいものに。 俺は、目を閉じた。 【37 パワプロ 死亡】 【残り32人】