Sponsored Link
                 5
11番 金山修太は森の中を歩いていた。

マニアショップの店長であり、いわゆる「オタク」な彼。

非現実的な世界にあこがれていた彼が、非現実的な状況に置かれたらどうなるか?

「・・・・へへへへ・・・・ふふふふ・・・・・」

当然、錯乱する。自分は今どうなっているのか?なぜこうなったのか?と。

「なあ・・・舞ちゃん・・・このゲームでは、二人生き残れるんだ・・・・」

突然彼は話し出す。が、周りには誰もいない。

彼の「会話」は続く。

「ぼ、僕と・・・舞ちゃん・・・二人で生きればいいんだよ・・・・」

彼の支給武器の日本刀を見ながらまた話し出す。

「舞ちゃんは・・・・身体、弱かったよね・・・・
 僕が、この刀で・・・・舞ちゃんを、守ってあげよう・・・
 え?・・・大丈夫さ・・・・目の前に来たら、斬る。それだけさ・・・」

刀を振り回す。ちなみに峰と刃が逆だ。

「・・・・ふふふ・・・帰ったら何して過ごそうか・・・はははは・・・・」

金山は山の奥に進んで行く。

彼が過ぎた後、藪から出てきた人がいた。

「・・・・・・。間違ってもあんな風にはなりたくないな・・・」

49番、野球マスク。彼がスタートしてから一分。

(後四分で殺し合いの始まり、か・・・。
 彼みたいにこのゲームに乗る人は何人いるんだろう・・・?)

そして彼は自分の支給品、パソコンを見る。

(彼に渡したら交換してくれるだろうか・・・?)

使い方によっては爆弾の解除も出来たが、もらった人が悪かった。

(あいにく・・・・コンピューターは苦手なんだよな・・・
 これに攻撃手段があるから武器になったのだろうが・・・
 私には分からないな・・・・)

パソコンに攻撃手段はない。まあ殴ることは出来るが。

(まずは護身用の武器探し。全ては・・・・そこからだ)

【11 金山修太 錯乱状態】
【49 野球マスク まずは武器探し】
【残り49人】